れいにゃんPが今だからオススメしたい漫画3選
突然ですがこの写真を見て欲しい。
実家のある部屋の写真なのですがお分かりだろうか。
これ実は本棚なんです。(移動式本棚計5個)
昔何回か写真あげたことはあるんですが、我が家には本だけ(漫画もあるけど)の部屋があるんです!
まぁざっとですけど、1段横並べ少年誌(ジャンプ、マガジン系)サイズで80~85冊それが6段×2列あるので1棚960冊。それがいま4棚埋まっているので3,840冊。あと自分の部屋にも200冊強入る本棚があるので計4,000冊の中からあまり皆さんが知らないけど、自信を持ってオススメしたい3作品を紹介したいと思います!!!
●アオアシ
作者:小林有吾 連載:週刊スピリッツ
あらすじ:愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)は、ある日、Jリーグのユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)と出会う。粗削りながら、無限の可能性を秘めたアシトを、福田は自チームのセレクションに誘い!? 日本のサッカーを変えることになる少年の運命は、ここから、急速に回り始める―――!!
週刊スピリッツで連載中のサッカー漫画、アオアシ。
僕の家にある漫画の中で一番多いジャンルなのがスポーツ漫画。その中でも群を抜いてオススメしたい作品となっております。
舞台はJリーグでも、高校サッカーでもない「Jユースチーム」
高校生年代で繰り広げられる余りにも"戦略的"な試合描写は現在連載中のスポーツ漫画の中では頭一つ抜けている作品だと思います。
主人公は首都圏外の中学で燻っている荒削りな未完の大器。高校レベルでは到底語れないプロ育成機関での"本当のサッカー"で才能が開花していく過程は鳥肌モノです。またサッカーはチームスポーツ。登場キャラも多くまだ巻数が8と少ないながらも内容を薄めず本線、伏線を織り交ぜたキャラ描写や個性派チームメイトとライバルまで細かに描かれています。
そしてなんといってもこの作品の最大の魅力が見開きを使ったシーン。試合の決定的瞬間をセリフを入れず描いたコマはまるで本当にそのシーンが動いているように感じることができると思います。
コアなサッカーファンでも細部を見ることができない育成年代の全てが詰まった作品だと思います。
サッカーをあまり知らなかった人はルールから試合の見方、楽しみ方まで。サッカーを知っている人ならなおさら楽しめる作品です。
☆オススメポイント
●Angel Voice
作者:古谷野考雄 連載:少年チャンピオン(連載完結 全40巻)
あらすじ:千葉県、市立蘭山高校、通称「市蘭」。ここのサッカー部は「県内最強軍団」と呼ばれていた…。ただし、それはケンカでの話であり、荒廃したサッカー部を立て直すためにスカウトされた黒木は、「中学最強」(ただしケンカで)の4人を軸にチームを再生しようとする。そんなチームは冬の選手権県予選で、高校サッカー激戦区の千葉県にあって、ベスト4入りを逃すと廃部という条件を突きつけられてしまう…。(Wikipedia)
チャンピオンで連載していたこちらもサッカー漫画。連載誌がチャンピオンなのとあらすじから感じ取れる「ルーキーズ感」 ですがこの漫画、そんな浅い話じゃありません。(ルーキーズ嫌いじゃないけどあれ試合描写薄すぎてスポーツ漫画じゃないよね^^;)
言うなれば「スラムダンク2世」ルーキーズとは違いあくまでもスポーツでしか分かり合えない青春、人間ドラマです。
この漫画余りにも伏線が多く内容をうかつに書けないのですが、最終話まで読み終えた時タイトルと1話冒頭に涙せずにはいられない作品になっています。
また!ルーキーズを軽くdisれるほどこの作品も試合描写、サッカーというスポーツの戦術性を色濃く描き込まれています。先ほど紹介したアオアシとは違い舞台は「高校サッカー」です。アオアシにはユースでしか味わえないサッカーがあるように、こちらでも高校サッカーでしか感じることができないサッカーが描かれています。
また登場する高校も実在の高校をモチーフにしており、キャラクターもモチーフ選手が豊富に存在しているのも楽しめるポイント。
そして僕自信が考えるこの作品最大のポイント。それはこの作品における主人公が「市蘭サッカー部全員」だということです。ここがスラムダンクを彷彿とさせるポイントなのかもしれませんね。作品の進行を急がずキャラ一人一人のエピソードを重要視しています。
☆オススメポイント
-
スラムダンクを彷彿とさせる高校スポーツにかける男たちの物語!
- 意味を知った時には涙をこらえきれない作品に込めたメッセージ性!
●累-かさね-
作者:松浦だるま 連載:イブニング
あらすじ:およそこの世のものとは思えぬ醜悪な容姿を持つ少女・累(かさね)。彼女はその容姿ゆえ、周りの者から苛烈なイジメを受けていた。そんな彼女に、亡き母が遺した一本の口紅。その口紅が累の運命を大きく変えていく——。
大まかなジャンルは違うものの、「デスノート」に匹敵するダークストーリー漫画だと思います。
作品のテーマは「醜さと美しさ」題材は「舞台演劇」
人間の内外面の醜さ美しさをシェイクスピアなどの人の心をテーマにした舞台演劇を通して知ることができる作品。
主人公の累は母の形見である「口紅」を使い不思議な力と偉大な舞台女優だった母譲りの演技力でスターダムを駆け上がっていく。その過程で人間の汚さ、演じることの本質と恐ろしさを独特でダークな描写で描きあげています。また一巻一巻の内容がとても濃く、小気味いいテンポで話が展開されていくのでどんどん作品に引き込まれていけます。
作品内で扱っている舞台作品も実在している脚本のみを使用。またその時の展開や登場人物の心情に大きくリンクしているので、作品を読んだ後に舞台を見ることで「その時作者は何を伝えたかったのか」の奥深くを知ることができます。
現実の日常生活でも起こりうる価値観の違いから起こる悲しい暴力もリアルに描かれており読者に訴えかけるメッセージ性を強く感じます。
☆オススメポイント
- 女の外見に訴えかける執念の物語!
- 舞台作品とリンクした作品展開!
- 心に訴えかける心情描写!
いかがでしたでしょうか。
3作品中2作はスポーツ漫画になってしまいましたすみません・・・;;
ですが今や多くの人が日常的にスポーツに触れられる時代。そんな今だからこそスポーツ漫画を2作チョイスしました!
また累を選んだ理由の一つにも時事ネタ的なものがあります。ここ最近ドラマやアニメでも女性をターゲットにした作品が多いですよね(女主体の浮気助長ドラマとか 吐き気がするほどあれ嫌いだけど)
作者のインタビューなどを読んだことがないので一概にそうだとは言えませんが、累は女性にこそ読んで欲しい作品だと感じました。
少しでも興味ある作品があれば是非読んで感想ください!できれば全巻買ってください!!!
他にもこんな漫画あるよ〜みたいなのあれば教えてくれると喜びます
ではまた
れい(´∩。• ᵕ •。∩`)ぺこ